2009年07月

すっきりしないお天気が続き、日照時間も少なく野菜の値上がりも心配です。農家の方も大変ですね。  ジャガイモ、ニンジンなどはこの気候で不作のようです。

↓1  オオボウシバナ (大帽子花・ツユクサ科) ツユクサの変種で、中国原産の園芸品種は一年草。  
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↓2  花友から種子を貰い育てました。 はっきりした名前が解らず、ツユクサの別名・ボウシバナからヒントを得て、ネット検索で解ったオオボウシバナです。
↓ツユクサに比べると花も2倍ほど大きく茎も太い、草丈は70センチほど、 夜明けと共に咲くオオボウシバナは、昼にしおれる一日花です。
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↓3  普通オオボウシバナは青色ですが、こちらはフクリン2段咲きです。(検索より) 
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↓4  爽やかなブルーと花弁のフリルが可愛い~~☆   黄色のシベにピントを合わせてみました。
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↓5  比較のために昨年撮影したツユクサ(露草・ツユクサ科)を掲載しました。
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↓6  トゲのないバラ「ホワイトプリンセス」 つる性
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↓7  今にも落ちそうな水滴、そっと々撮りました。雨続きなので水滴の練習中です。
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↓8  グット近づいて水滴の中にお花を写してみました。出来は今ひとつ・・・。
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↓9  水滴の付いたレンゲショウマ(蓮華升麻・キンポウゲ科)の花。 レンゲショウマはいつも同じ構図になり、新鮮さが感じられず、面白くないので水滴の付いた花を狙ってみました。 また同じような構図で変わり栄えしません。 
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関東地方は梅雨が明けたというのに梅雨の戻りか、毎日じめじめした日が続いています。
山野草も根腐れしないか心配です。 からりとした晴天が待ち遠しいで~す。

↓1  7月18日、スイレン(睡蓮・スイレン科)の黄色のシベタチが顔を出しました。  スイレンはひまわりと同じで、太陽に向って咲くようです。
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↓2  7月19日、午前7時24分瑞々しいお花が開き急いでパチリ。 純白で無垢の草姿は、生まれたばかりの赤ちゃんのようです。
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↓3  7時54分、健やかに空に向って伸びた初々しい黄色のシベを見てください。
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↓4  スイレンは、メダカの飼っている発泡スチロールの中で咲いたものです。 この箱にメダカの稚魚が100匹ほどいて、スイレン・アサザ・コオホネなどを鉢に植えて沈めてあります。  
メダカ鉢は娘より母の日のプレゼントです。 メダカの写真はむずかしく今回は撮れませんでした。 いつかアップしたいと思います。
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↓5  鉢や箱にガビチョウ(画眉鳥)が水浴びし、困って猫除けを置きました。 それでも時々様子を伺って、隙あらばと水浴びを狙っています。
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↓6  ガビチョウはヒヨドリより少し小さく、目回りの白いのが特徴です。 ウグイスと同じ圏内で生息し、今にウグイスを追いやってしまうのではと、心配されているそうです。
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↓7  萩と間違いそうな斑入りコマツナギ(斑入り駒繋・マメ科)
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↓8  こちらも斑入りニガイモ(ヤマイモ科) 根は苦くて食べられないのでニガイモ。 
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↓9  斑入りイワミツバ(斑入り岩三つ葉・セリ科)は模様が引き立ち、下草のアクセントになって綺麗です。 
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↓ 10  掲載の時期を逃してしまい、今頃日の目を見たカキラン (柿蘭・ラン科) 6月24日撮影
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↓ 11  背景のグリーンに柿色が溶け込んで映える柿欄
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夏本番を迎え我が家の庭は雑草でジャングル化し、昨日今日と首にタオルを巻いて草取りをしました。  雑草に混じってオダマキやトレニアの小さな苗があちこちに生え、そのままにして置くとオダマキ屋敷になりそうなので抜いてしまいました。
ドクダミも根が深く土をシャベルで掘り返したら木の根っこがはびこりノコギリで切りました。
ついでに花壇を掘り返し、だらしなくなっている花々に支えをしたりで忙しい一日でした。

↓1  どうしたのでしょうか?  普通はイワタバコ(岩煙草・イワタバコ科)の花びらは5枚で星型なのに4枚です(左)。 右は5枚の花びら 
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↓2  昨年6月に鹿沼土で葉挿ししたイワタバコが今年咲きました。 星型で可愛いですね。
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↓3  ロケットのようなシベたちはこれから宇宙に旅立のでしょうか?
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↓4  薄紫色のオシベの葯がアクセントになり、可愛いアケボノラッキョウ(ユリ科) 
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↓5 花が垂れ下がって咲くカライトソウ (唐糸草・バラ科)
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↓6  紙細工のようなカワラナデシコ (河原撫子・ナデシコ科)
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↓7  大きな葉も魅力のキレンゲショウマ(黄蓮華升麻・ユキノシタ科)
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↓8  キノコがひしめき合っているようなオレンジ色のシベたち。
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↓9  花びらははらはら散らず、椿のようぽとりと落ちます。  花が終わり葉の上に運良く載っていたキレンゲショウマ。
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↓ 10  茎が細く揺れるのが得意のツルビランジ (蔓びらんじ・ナデシコ科) 
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7月9日土砂降りの雨の中、雄国沼へ出発しました。  雨で今回も参加者は私達のみ、ガイドさん一人じめです。 雄国沼まで往復4時間のコースです。
雨で足場が悪く滑らないように、ただひたすら足下を見て歩きました。

↓1  ガイドさんに教えてもらったウラジロヨウラク(裏白瓔珞・ツツジ科)  庭木のドウダンツツジに似ています。  別名 ツリガネツツジ
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↓2  緑の森でアジサイに似た白い花が一際目立っていたノリウツギ (糊空木・ユキノシタ科)
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↓3  雄国沼の前に佇む雄国沼休憩舎(無人小屋)
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↓4  雄国沼への入り口、金沢峠  マイカー規制がありシャトルバスが来てます。
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↓5  木道が整備され一方通行です。キッコウキスゲの花の見頃が過ぎ、雨で人影もまばらでした。  ガイドさんの話ですと最盛期はすごい混雑でかがんで写真は撮れないそうです。前方は雄国沼。
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↓6  カメラを濡らさないように撮ったニッコウキスゲ(日光黄菅・ユリ科)
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↓7  キスゲの群落
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↓8  湿原に咲く紅紫色が鮮やかなサワラン(沢蘭・ラン科)
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↓9  サワランの群生  木道下にたくさんのサワランが咲いているのには感激!!
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↓ 10  トキソウ(朱鷺草・ラン科) 木道を歩く人もいないので何とか自生地のトキソウを撮影する事が出来、満足しています。
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↓ 11  モウセンゴケの蕾(モウセンゴケ科・食虫植物) 
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↑花茎の先端がラセン状に巻いているところの小さな球が蕾です。 花は6月~8月に白い五弁の小さな花が咲くそうで見てみたいです。

今回は雨の中の植物観察でしたが、ガイドさんに見た事のない花を教えて頂き、自生地のお花の写真も撮れ、自己満足した旅が出来ました。

7月7日~10日まで森と湖の国、福島県裏磐梯へ出かけてきました。 夏休みに入ると料金も高く混雑も予想されるので雨を覚悟しての出発です。
新幹線で郡山にて下車、ホテルの送迎バス乗ること1時間半でリゾートホテル「グランデコ」へ
ホテルは山と森に囲まれた自然豊かな地にあり、正面に雄大な磐梯山を望むことができます。  ホテルのロビーからは元気に飛び回るお猿さんの姿も見ました。

↓1  標高1000mの地にあるホテルの庭で咲くヤナギラン
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↓2  草原の風を感じるヤナギラン(柳蘭)  アカバナ科
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↓3  花菖蒲も咲いていました。  バックのピンクは柳蘭、黄色はキスゲ
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↓4  ハンモックなどもありリゾート地の爽やかさを感じます。 カラスも椅子で休憩
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↓5  ホテルから徒歩30分ほどの「小野川不動滝」  水量も多く迫力満点
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↓6  スキー場のゴンドラに乗り、15分で1320mのデコ平湿原へ
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↓7  今回のトレッキングはデコ平湿原~早稲沢コース、歩行3時間、ガイドツアー付きです。  お天気が良くないのか参加は私達のみでガイドさん一人じめです。
デコ平湿原は1周35分、木道が整備され、終わりに近い白いワタスゲが緑の草むらを飾っていました。
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↓8  デコ平湿原より磐梯山(標高1819m)を望む
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↓9  球状につけた薄紅色の花が可愛いシャクナゲ (石楠花) ツツジ科
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↓ 10  ガイドさんに教えて貰ったショウキラン(鐘馗蘭) ラン科
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↑初見の花で感激です。 葉緑素を持たないで他の植物から養分を貰って育ちます。 花は3cm程、高さ20cmのランは固まって咲いていました。

↓ 11  こちらも初見のマタタビの花(木天蓼)  マタタビ科  白い2cmほどの花は梅の花に似、夏に花を開く事からナツウメともいうそうです。
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↓ 12  ハンゲショウに似たマタタビの葉。 初夏に葉が白くなり存在感を示します。
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↓ 13  樹齢300年のブナの巨樹(橅・ブナ科) 天に大きく枝葉を広げる姿は美しく威厳を感じます。
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↑デコ平湿原を過ぎるとブナの原生林が続き、小雨降る中のトレッキングは緑のシャワーを浴びているようで気持良かったです。


次回は雄国沼湿原の予定です。

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