2012年08月

厳しい暑さが続く中、今日庭の草取りを半日しました。雑草も暑さで勢いがないようです。小さな草は土に水分がないため枯れています。暑さで小さなお子さんやお年寄りなどは熱中症に掛り易いですよね。草取りをしながら植物の世界も人間社会と同じく強くないとこの暑さは乗り切れないのだと実感しました。
 
今回は昭和記念公園のお花のご紹介です。(8月中旬撮影)
 
↓1  残り花のハス(蓮・スイレン科) ご存じと思いますが早朝に開き午後3時ごろには閉じます。 花の開閉を3回繰り返し4日後に花びらは散ります。
 
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↓2  手前は花弁散った後の花托。トウモロコシの毛に似たのは雄しべです。
 
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↓3  ハスの原産地はインド、ハスの花を国花にしているのはベトナムだそうです。
 
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↓4  4日目でしょうか、1枚花弁が残っています。
 
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↓5  花弁が散り黒い実ができ、花托は水分が飛び乾燥し始めています。
泥の中にある根の部分は膨らんでレンコン(蓮根)になります。
 
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↓6  湿地や池のほとりに育つミゾハギ( 禊萩・ミゾハギ科)。風になびいています。
 
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↓7  池の近くに咲いている自生のサギソウ(鷺草・ラン科)
 
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↓8  木道で腹ばいになり↑の花を300mmの望遠でやっと撮りました。
 
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↓9  こちらは貸し出し用の鉢植えのサギソウ。(貸し出しは8月31日まで)
鉢を草むらに置き、サギが飛んでいるように写したつもり・・・?
 
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↓ 10  背景の白い部分は池です。
何としても池を背景に入れたくて試行錯誤で撮影。
 
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↓ 11  涼しげに清楚な感じのギボウシ(擬宝珠・ユリ科)日陰でも良く育ちます。
 
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↓ 12  ナツズイセン(夏水仙・ヒガンバナ科) 春に水仙のような葉を伸ばし夏に葉が枯れた頃に50~70cmほどの花茎を出し、先端に花をつけます。
夏に咲くのでこの名があるようです。昭和記念公園はナツズイセンが終わるとここにヒガンバナが咲くような気がします。昨年は沢山のヒガンバナが咲いていました。
 
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↓ 13  公園内はあちこちにセミの抜け殻が多く見られます。環境が良いのでしょうね~。
 
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↓ 14  顔のように見えるミンミンゼミ。うるさい程泣いています。
 
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8月19日でブログ開設5年が経ちました。日々野草の手入れや撮影に追われあっという間の5年でした。
その間、ご訪問して頂いた皆様、またコメントを残して下さった皆様、本当にありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
又、自身の健康にも恵まれ家族の協力があってこその5年、感謝です。
 
ブログ更新時の文章は写真を撮るより難しく四苦八苦の連続です。スラスラと文章が綴れたら毎日でも更新したい気持ちです。
最近は更新も中だるみ状態ですが皆様のアクセスで細々と続けられそうです。
写真も下手な横好きでなかなか上達しませんが、撮影時に新しい発見と皆様に見て頂く喜びがあります。拙いブログですがこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
 
久し振りに野の花、カラスウリのご紹介です。
秋にぶら下がる赤い実は誰でも知っていますが、夏の夜に咲くレースのような繊細な花はあまりご存じないと思います。夕方、夫が歯医者さんの帰り 「道端に咲いていた」 と開きかけの花を2~3本持ってきました。見てビックリ!!カラスウリの花です。近くにたくさんあると聞き暗くなってからわくわくしながら現場に行きました。
 
↓1  カラスウリの花(烏瓜・ウリ科) 人家周辺のやぶなどに生える蔓草、雌雄異株。雌花に赤い実がつきます。下の花は雌花か雄花かは判りません。 
夕闇にせまる頃に咲き始め午後8時頃に満開、翌朝8時頃にしぼみます。
 
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↓2  花弁の縁が糸状に長く伸びる花は7cmほど、翌朝にはしぼんでしまう一日花です。(夫に懐中電灯で照らしてもらって撮影)
 
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↓3  家から徒歩5分ほどの高速道路脇の歩道柵に一面カラスウリの花、100個位咲いています。
 
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↓4  葉の付け根にある巻ひげで物に絡みます。右下と左端に小さな蔓が見えます。ちょっと分り難いですが・・・
 
 
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上4枚の画像は午後8時頃の撮影。レンズは105mmマクロ、絞り優先、絞り値F8
露出補正 -0,5 、 ISO感度3200、 ホワイトバランス オート、 三脚使用。
 
↓5  花を持ち帰り室内で撮影しました。背景は100円ショップで買ったカラーフェルト(70cm×60cm)。背景がごしゃごしゃせずとても便利です。色も黒、ブルー、緑といろいろあり、皆様もお試しください。
 
ホワイトバランスをオートにしたら画像が赤味おびビックリしました
 
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↓6  こちらはホワイトバランス、プリセットマニュアル。何となく本物に近い色が出ました。
 
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↓7  ホワイトバランス オート。
 
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↓8  ホワイトバランス、プリセットマニュアル。
プリセットマニュアルとは基準となる白を測定してホワイトバランスを設定します。
白い紙をカメラで写してやりました。初めての試み、オートとの違いが分りました。
 
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↓9  ホワイトバランス、プリセットマニュアル。背景は黒のカラーフェルト使用。
 
室内撮影  レンズ105mmマクロ、絞り優先、絞り値F8、三脚使用。
露出補正 -0,5 、 ISO感度2000、 ホワイトバランス プリセットマニュアル、 
 
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↓ 10  暑くて外の撮影は無理なので「まきちゃんスタジオ」で撮影しました。
スタジオとは聞こえは良いのですが家の中です。ハナクワイを昼間撮りました。
ちょっとはお洒落に見えますでしょうか?
 
室内撮影  レンズ105mmマクロ、絞り優先、絞り値F8、 三脚使用。
露出補正 +0,5 、 ISO感度800、 ホワイトバランス プリセットマニュアル、 
 
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久し振りの雨で野草たちも私もほっとしています。乾いた地には恵みの雨ですが雑草も勢いを増すので悩みの種です。草も毎日少しづつ抜けば良いのに暑くてさぼっています。庭は草ぼうぼう、種が落ちて益々雑草が増えそうです。
 
↓1  暑いのに赤い色ですみませんがセンノウゲ(仙翁花・ナデシコ科)です。 
中国から渡来した多年草。多湿を嫌い水は控え目にしています。
 
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↓2  センノウゲウの後姿  見返り美人とはいきません。
 
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↓3  涼しさを演出して・・・
 
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↓4  センノウゲは草丈70cmほどの多年草。茎の先端が枝分かれし5~6個の花を付けます。今年は60個ほど花を咲かせています。
 
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↓5  ツユクサの仲間はオオボウシバナ(大帽子花・ツユクサ科) こぼれ種で毎年庭のあちこちに出ます。花弁のフリルが可愛いですね。
 
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↓6  ちょっといたずらをして水玉を作ってみました。
 
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↓7  ブログ友さんから種を頂き初めて咲いたルリタマアザミ(瑠璃玉薊・キク科)
アザミのようなトゲの葉があります。
茎の先端に4~5cmの球状の可愛い頭花をつけます。アリさんはこの花が好きらしくシベの周りにたくさん寄ってきます。茎にもありさんが・・・
 
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↓8  蕾は整列したような感じですね。
 
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↓9  トウシャジン(唐沙参・キキョウ科)
 
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↓ 10  トウシャジン
 
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↓ 11  ハート形の葉も可愛いトウシャジン。
 
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↓ 12  ヒオウギ(檜扇・アヤメ科)
 
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↓ 13  メダカ鉢に咲いたスイレン(睡蓮・スイレン科)
 
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↓ 14  メダカ鉢の水を飲みにハチさんが毎日やってきます。楽しみなお客様です。緑の葉はホテイアオイです。
 
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↓ 15  朝顔(ヒルガオ科) 色合いが地味ですね、爽やかなブルー系が欲しいところです。 支柱は夫が近くの山から竹を取ってきて造りました。ほんの少し情緒がありますかしら・・・?
 
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暑さで更新する画像が底をつき、6月18日に撮影した奥日光「千手ヶ浜のクリンソウ」をUPしました。月遅れの画像で済みませんがお付き合いください。
 
新宿からバスで高速道路を走り、赤沼の駐車場で低公害バスに乗り換え千手ヶ浜へ。30分ほど走る低公害バスは1時間待ち、通勤ラッシュ並みの混雑です。
 
この一帯はラムサール条約による環境保護のために一般車両の乗り入れは禁止されています。
クリンソウの自生地までは千手ヶ浜バス停から15分ほど歩かなくてはなりません。自生地まで大変ですが森の中で群生する可愛いクリンソウを見るとつくづく来た甲斐があったと思います。来年も訪ねて見たい自生地です。
 
↓1  クリンソウ(九輪草・サクラソウ科)は湿地に生え水辺が大好きです。
 
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↓2  森の中は小さな川が流れ撮影ポイントがあちこちにあります。
 
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↓3  水辺に倒れた古木も素敵!!
 
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↓4  広い森は個人のお庭です。入園は無料で開放されています。鹿にクリンソウを食べられるので周りに防護ネットが張ってあります。
広い森はクリンソウの楽園のように見え、ここまで育てるには大変でしょうね。
 
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↓9  こちらは我が家で咲いたクリンソウです。
 
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↓ 10  クリンソウは下から上に咲いていきます。こちらはクリンソウの花後、しばらくすると丸い球の中に小さな黒い種が出来ます。
 
九輪とは五重の塔などの上にある輪が九つはまった柱のことだそうです。茎をとりまくように輪になってつく花の数段が九輪に見えることからこの名があります。
 
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