2016年10月

暑かったり寒かったり・・・野草たちも夏の気温にへとへとのようです。
木の下に吊るしてあった大輪トキソウ、ラン類を陽の当る軒下に1週間ほど前に移動しました。ところがこの暑さ、トキソウは葉焼けをし、夏越ししたシクラメンの葉まで3枚ほど茶色くなっています。シラネアオイも葉焼けしがっかりです。
野草を育てるのも気配りが大切ですね。

昨日枯れた鉢物10鉢ほど整理しました。暑さで枯れた物やダンゴ虫、アリなどが鉢に入り植物を枯らしたようです。土は再生用にふるいに掛け、石灰を混ぜ天日干しにしました。鉢物が少なくなりほっとしました。加齢に伴い好きな野草があっても買わないようにと思っていますが当てにはなりません・・・。

庭の野草、夏~初秋のUPです。お付合いください。

↓1  ハナクワイ(花慈姑・オモダカ科)  5号の鉢に植えメダカ鉢に沈めています。メダカ鉢にはスイレンやホテイアオイなども共生しています。
夏から咲き始め忘れた頃(現在)にぼつぼつ咲いています。満開の花はミニバラの
ようです。

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↓2  花は2cmほどの大きさ、こちらは8分咲きです。中心に花びらがくしゃくしゃと固まっています。慈姑はお正月に食べますが花慈姑は食べられず観賞用です。

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↓3  中心部分の色合いに魅せられUPしてみました。おくるみに包まれた赤ちゃんの寝顔のようです。

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↓4  矢じりのような花慈姑の葉っぱ。葉も大きく草丈80cmほどです。
こちらは6号の植木鉢に植え水を張ったバケツに入れて育てています。
涼しさを感じますが難点は真夏に葉やけすることです。

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↓5  ミズギク(水菊・キク科) 山地の湿地に生える多年草。昨年植え替えをしたら花がたくさん咲きました。花径3~4cm、草丈50cmほど、腰水で育成。
水のある湿地にある事から水菊といわれています。

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↓6  水菊は茎や葉に細い毛が密生しています。

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↓7  和菓子を連想する黄色の細い花びら。

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↓8 花期は過ぎましたが記録のため掲載しました。
 レンゲショウマ(蓮華升麻・キンポウゲ科)  背景の青は空です。

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↓9  暑さで葉やけし綺麗な葉が少しある所を撮影。3年目の鉢植えです。根がびっしり回り春に植え替える予定です。

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↓ 10  トウテイラン(洞庭藍・ゴマノハグサ科)。
シルバー色の葉に青の対比が美しいですね。暑さ寒さに強く強健です。5月中頃に切り戻すと花がたくさん咲くそうです。私も知りませんでした。

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↓ 11  アカバナサワギキョウ(赤花沢桔梗・キキョウ科)

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↓ 12  サワギキョウ(沢桔梗・キキョウ科)。山地の湿った草地や湿原に自生。
草丈50~100cm、多年草。腰水育成。
球根が余ったので試しに日陰の場所に地植えしてみました。何と立派に花が咲き驚いています。湿った場所でなくても咲く・・・新発見です。

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↓ 13  10月12日PCのサークル35名で那須高原へ紅葉狩りに行ってきました。昼食は「ホテルエピナール那須」(13階)で那須連山を眺めながらを美味しいフランス料理と会話を楽しみました。
画像は13階から窓越しに那須連山と雲を撮影。紅葉には少し早かったようです。

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↓ 14  ゴンドラで標高1400mの那須山頂駅へ。
展望台付近で撮影しましたが生憎の雨模様、レンズに水滴が付き玉ボケの写真ばかりにがっかり。白樺の紅葉も後少し・・・。

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↓ 15  一瞬の晴れ間に白樺をパチリ。

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↓ 16  那須のつつじ吊り橋付近でテンナンショウ類の実が秋を演出。
テンナンショウ類はマムシグサ、ウラシマソウ、ユキモチソウ、ムサシアブミなど等が入ります。果してマムシグサなのか分りません。晩秋から冬にかけて真っ赤になります。我が家にも似たような実ができますが、このように粒が揃い実に傷もなく、赤と緑のグラデーションに見惚れるばかりです。左側の黄色はこの実の葉っぱです。実の色が黄色でしたらトウモロコシのようですね。

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余談ですが那須山頂一帯には「ゴヨウツツジ」が群生し、国内最大級の3万本が自生しているそうです。純白のゴヨウツツジはシロヤシオともいわれています。八王子からも日帰りツアーが出ているので来年は行って見たい場所です。

長いお付合いありがとうございました。




夏の名残の暑さが続いていましたが、ようやく秋を感じさせる陽気になりほっとしています。庭のクロガネモチの実も赤くなり始めヒヨドリが実をついばんでいます。

今日(10日)鉢植えのシラネアオイを朝日の当る場所に移動しました。夏の暑さで葉焼けし可哀相なくらいです。液肥(1000倍のハイポネックス)をやり、10月下旬に植え替える予定です。先日野草店の方から赤玉5、日向3、鹿沼2の割合で植えると良いと言われ土を買ってきました。昨年の実生からのシラネアオイも順調に育ちうれしいです。

今回は真夏の庭先に清楚で純白に咲いたサギソウ&ダイサギソウのUPです。
時季遅れの野草ですがお付合いください。

↓1  ダイサギソウ(大鷺草・ラン科)   (9月15日撮影) 
日当たりの良いやや湿った草原に自生する野生ラン。花がサギソウに似て草丈が大きいことから大鷺草と呼ばれています。
手前味噌ですがきりっとした純白の美しさに見惚れています。昨年九州のブロガーさんから球根を頂き初めて育てたダイサギソウです。ありがとうございました。

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↓2  ダイサギソウ 
球根はサギソウより倍ほど大きく、富士砂の上に球根を置き上から苔を3cm程乗せました。(H27年11月22日)
育つか不安で芽出しから毎日のように観察し、ナメクジにも注意しました。

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↓3  ダイサギソウの蕾  草丈30cm程あります。

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↓4  ダイサギソウの葉っぱ。葉の縁は白い線が入っています。

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↓5  球根が上手く育っているか願うばかりです。

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↓6  真上から撮影しました。サギソウの類は雨後、水滴が入れば少しは絵になるかと思い撮影しています。少しでも動かすと水滴がポロリと。。。悔しい思いを何度かしています。

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↓7  サギソウ(鷺草・ラン科)  (8月14日撮影)
サギソウの球根は良く増え鉢が不足し、発泡スチロールで無造作に植えています。
来年は地植えに挑戦してみます。ミクトモさんが地植えで花を咲かせ刺激されました。日当たりの良い場所を確保してあり、わくわく体験ができそうです。

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↓8   「 鷺の舞い 」

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↓ 10  空に抜いて撮影。

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↓ 11  H28年9月7日撮影。実はサギソウの球根が余り、捨てるのも可哀相なので冷蔵庫の野菜室で保管し、6月9日に球根を植えました。上のサギソウは3月4日に植えています。富士砂と苔で植え成長が分るように透明の容器にしました。
2ヶ月ほど植える時季が遅れても立派に花が咲くことを知りました。
   
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↓ 12  サギソウの終焉。
絹の薄いスカーフを思わせる唇弁。光沢が入り秋のフアッションに合いそうな色ですね。気に入っています。葉っぱはガク、ストローのようなものは距(きょ)、中に蜜が入っています。右の緑色は茎です。

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↓ 13  「お月様への旅立ち 」   (マニアルマクロ撮影)

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↓ 14  サギソウの構造。
上白2枚は側花弁、薄いオレンジ色した部分は葯室(花粉塊を包んでいる部分)
前の翼部分は唇弁です。

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↓ 15  サギソウをUPで撮るよりは小さく撮る方が難しいですね。
毎年撮影しても背景が難しくいつも同じような画像ばかりです。

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サギソウの類ばかりですみません。
次回は撮りためたヒガンバナや庭の紅葉などの予定です。
よろしくお願いいたします。
お付合いありがとうございました。

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