2018年10月

10月も後僅か、野草の鉢物の植え替えが残っており焦っている日々です。
先日雪割草の植え替えを15鉢終えやれやれです。
土を振るったり、土のブレンドに結構時間が掛り腰が痛くなりましたが、毎日動いているせいか直ぐに治りました。
寒さに弱いラン類の鉢物も家に取り込みほっとしています。

今回は庭の野草と市民登山の様子をアップしました。
お付き合いください。

↓1  カリガネソウ(雁草・雁金草・クマツヅラ科) 
低山~山地の林床に生える多年草。花の色も秋を告げる清楚な青紫ですが、全体に臭気があります。

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↓2 アップにしてみると小さな毛がたくさん生えています。

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↓3  我が家は庭の真ん中に植えてあり一日中陽が当っています。
草丈150cmほど、暑さ寒さに強く強健です。背丈が高くなるので途中で切り詰めています。晩秋に根元5cmほど残しカットします。
春になるとまたニョキニョキと芽が出てきます。4~5年同じ場所にあるので茎は木質化し直径5cmもあります。

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↓4  丸い小さな蕾も青紫色、ブドウのようで可愛いです。

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↓5  いつもは花を縦に撮っていましたが今回は横の綺麗な花を見付けたので撮ってみました。カリガネソウの特徴は何と言っても長く突き出たシベたちです。

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↓6  タヌキマメ(狸豆・マメ科)。
平地や日当たりの良い草むらのなどに生える1年草です。我が家は午後になるとようやく花が開き始めます。
暖かそうな白い毛皮のコートを羽織りお洒落なタヌキマメです。

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↓7  花後ガクが大きくなり茶色い粗めの毛がふさふさと生え、種をすっぽり包みます。この毛が狸の体毛に似ている事からタヌキマメの由来とか・・・。

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21日市民登山に行ってきました。大型バス2台71名の参加者です。
目的の山は箱根外輪山の矢倉岳(870m)です。

↓8  好天に恵まれ富士山が直ぐ目の前に・・・。
参加者が多いので6班までの班編成があり、私は2班でした。軽い準備体操をして
矢倉沢公民館より出発。
急登や階段の多い樹林帯の登山道を2時間ほどかけて山頂へ。
途中紫色のトリカブトを登山道で見かけました。木洩れ日の中で咲く花は素朴さがあり癒されました。
早めのランチタイムです。


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↓9  矢倉岳は神奈川県南足柄市にある標高870mの山です。
山頂は広く草原になっています。

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↓ 10  山頂は180度の眺望で富士山、箱根の山々、相模湾が見渡せます。
左端の山に白い煙が少しみえるのが大涌谷、中央の山が金時山です。

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↓ 11 周りはススキの原っぱ、山を背景にし、どうしても撮りたかった1枚です。

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↓ 12  登山者が下から上がってきました。私たちはこのコースを下山します。

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昼食後、全体・班毎写真撮影を終え、地蔵堂駐車場へ下山開始です。
下りは楽かと思ったったら大間違いでした。樹木に囲まれた急坂の登山道は木の根っ子が多くまた大小のアップダウンが続いていました。
転倒しないようにひたすら足下を見て下山。周りの景色を見る余裕はありませんでした。下山は思いのほか長く2時間半で地蔵堂駐車場へ無事到着しました。
今回は富士山もバッチリ見え、ススキの写真も撮影できうれしかったです。
カメラは軽いコンデジを使用し全部オートで撮影しました。
コンパクトカメラの手軽さを知りました。
機会がありましたらまた市民登山に参加しようと思っています。

最後までご覧頂きありがとうございました。

今日(10月8日)は寒露、葉先に結んだ露にも冷たさが感じられる時候とか。(朝日新聞天声人語より)。これから紅葉も始まり秋本番。撮影に忙しくなりそうです。

ブログ更新もすっかりご無沙汰しております。
毎年同じような野草を撮影し、代り映えしない庭の花々です。
よろしくお願いいたします。


↓1  ベニバナオケラ(紅花朮・キク科)。
日当たりの良い乾き気味の草原や林縁などに生え、高さ60cmほど。
鉢植えは毎年植え替えしています。

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↓2  レンゲショウマ(蓮華升麻・キンポウゲ科) (分類は夏の花です)。
湿った日陰を好み、今年の暑さで葉やけし写真に耐える花は数少なかったです。

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↓3  レンゲショウマ。

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↓4  レンゲショウマ。

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↓5  シロバナツルボ(白花蔓穂・ユリ科)。
葉はニラに似て長さ20cmほど、赤花ツルボは山野の日当たりの良い場所に群生
します。

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↓6  シロバナトリカブト (白花鳥兜・キンポウゲ科)。
直射日光は苦手、半日陰の湿った環境が好きです。
日陰に置いても葉やけしました。野草の夏越しは神経を使います。


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↓7  ヒメタムラソウ(姫田村草・キク科)。
アザミに似ていますが棘がありません。触っても痛くありません。

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↓8 ヒメタムラソウ  今年は暑さに参ったのか貧弱な花姿です。

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↓9  サワギキヨウ(沢桔梗・キキョウ科)。
山野の湿地に生え高さ80cmほど。腰水で管理し現在もちびちび咲いています。

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↓ 10  サワギキョウの蕾たち。

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↓ 11  サワギキョウ。

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↓ 12  ベニバナサワギキョウ、別名アメリカサワギキョウ。

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↓ 13 ダイサギソウの葉。  
球根が増え今年は4本、うれしいことに3本花をつけました。
花はサギソウより遅く咲きます。花は現在も少し咲いています。

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↓ 14  ダイサギソウ(大鷺草・ラン科)。
サギソウに似てより大形なのでこの名があります。高さ50cmほど。茎の上部に
10個ほどの花を咲かせます。花は直径3cmほどです。
暑さに負けず容姿端麗な花が咲き面倒を見た甲斐がありました。

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ご覧頂きありがとうございました。
コメント欄は閉じさせていただきました。

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